新型コロナ発熱外来

訪問診療は24時間365日対応

当院と訪問診療契約を行なった患者さんには24時間365日、土日休日関係なく、休みなく対応します。
多職種との連携なくしてはこの対応は不可能で、訪問看護師、訪問薬剤師との連携の上で対応しています。


1. 入院では、対応が必要な時にはナースコールを押して看護師が対応するように、在宅では訪問看護師に連絡し、最初の対応をしていただきます。そして必要があれば訪問看護師より連絡を受け医師が対応し、電話あるいは往診を行います。訪問看護師も24時間365日対応します。

2. 定期の訪問診療は患者さんの重症度に応じて、落ち着いている方は月1〜2回、状況が不安定な方は週1〜2回、重症な方は毎日行います。通常の訪問を訪問診療と呼び、予定外の緊急な訪問を往診と呼びます。

3. 訪問時には通常、薬剤師が同行し、お薬に関する様々なことに対応します。(服薬状況、飲み忘れ、飲みにくさ、薬の形態、服薬時間など)訪問薬剤師も24時間365日対応します。

入院と在宅の違い

具合が悪くなると入院します。基本的に入院するということは、良くなって退院して、また元通りに暮らしますが、今の世の中では、治らない病気の人たちもいます。あるいは病院にいても、そのまま維持しているだけの人達もいます。

そういう人たちが自分の居たい場所で過ごせるようにケアをするというのが在宅医療です。末期がんの人でも神経難病の人でも認知症の人でも、通院が困難である方々が在宅医療の対象になります。

訪問対象

がん末期、神経難病、重症の呼吸不全、心不全、認知症などで通院が困難な方が訪問診療の対象となります。在宅でのお看取りまで行っています。

看取り実績

2022年1月から12月までの在宅での看取り件数は16件でした。施設での看取りは設での看取りは含んでいません。これまで看取り実績は100件を超えます。

訪問範囲

佐賀市北部(ほぼ南部バイパス以北)、神埼市、小城市。 当院から直線距離で16km以内の方の訪問診療を行っています。

在宅医療で大事にしていること

痛い、苦しいがなく、本人が最後まで、本人らしく生活できること。
そのために、訪問診療開始時に、本人、ご家族と、訪問看護師、訪問薬剤師、ケアマンジャーなどと多職種でケアカンファレンス、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を行なって、何が本人にとっての最善かを話しあいます。
また、疼痛緩和のために必要があれば、医療用麻薬の持続皮下注を行い、疼痛緩和に努めています。

満岡内科の在宅医療の特徴

22年の在宅医療の経験と知識

在宅医療に関する知識と、欠かせない技量として緩和ケアすなわち「痛みをコントロールする」知識とか能力が求められます。当院では、県立病院の緩和ケアの先生と普段から密接な連携をとっているため、専門医の指導の元、シリンジポンプを用いた医療用麻薬の持続皮下注をはじめ、鎮静に至るまで、痛みのコントロールに対応ができます。疼痛以外の他の症状コントロールに強いところが特徴です。

在宅医療に関しては、毎年、日本在宅医療連合学会、日本ホスピス・在宅ケア研究会に参加し、日々知識を更新しています。また、「在宅ネット・さが」として、佐賀県在宅医療のガイドブックを2冊、編集統括し出版し、いくつかの章で執筆しています。ガイドブックは当院でも購入できます。


在宅医療には専門的な知識と広いネットワークを持つことが必須で、日本在宅医療連合学会、日本ホスピス・在宅ケア研究会、全国在宅療養支医協会の世話人として全国各地の医療福祉関係者とのネットワークを持っています。

当院が、朝日ムックの「最後まで自宅で診てくれるいいお医者さん」の特集で掲載されました。

訪問診療に関してはお気軽にお電話でご相談ください。