日本死の臨床研究会
2024年10月12日
今年の休診予定日、当番医の予定を更新しました。
満岡内科クリニックは、地域のかかりつけ医です。医療の総合的な窓口として対処し、さらに精密検査や治療が必要な時は、それぞれの医療機関に相談することを大切にしています。
消化器病の専門医として開業しましたが、今では地域医療の大切さに目覚めプライマリ・ケア医として地域に密着した「かかりつけ医」として医療を行っています。
院長は、日本医師会の認定する「かかりつけ医」の資格と「総合内科専門医」の資格等を持っており、様々な資格を持った専門医療を提供できるばかりではなく、「プライマリ・ケア医」としても幅広く診療できるオールラウンダーです。
かかりつけ医として(日本医師会かかりつけ医研修修了)
わたしたち医師は、患者さんに信頼される「かかりつけ医」になるべく、これまで以上にかかりつけ医機能を発揮し、誠意をもって、患者さんを包括的かつ継続的に支えていきます。
〇 患者さんに、いつでも、なんでも相談していただけるよう、しっかりとコミュニケーションをとって診察します。診察の結果をわかりやすい言葉で伝え、患者さんのライフスタイルを理解したうえで患者さんと治療目標を共有します。必要なときには、適切なタイミングで適切な専門の医師や医療機関につなぎます。そのために日頃から、地域の医師たちとの対話を深め、患者さんをチームとして支えます。
〇 いつでも安心していただけるよう、かかりつけ医を中心に地域の医師がチーム一丸となって患者さんを支えます。外来へのアクセスが困難な患者さんのために、在宅医療やオンライン診療など、患者さんのそばに寄り添える方法を選択します。
〇 日々、新しい医療技術の研鑽を積み、患者さんおよびご家族とともに最善の治療を選択します。
〇 患者さんの意思を尊重し、ご家族とともに、患者さんの尊厳ある生き方を支えます。
〇 予防接種や健康診断を担い、生活のこと、仕事のことも含め幅広く患者さんおよびご家族からの健康相談を受け、必要なときに適切な医療につなげます。
〇 患者さんの主治医意見書の作成をはじめ、患者さんの希望を受け止めて、地域の介護サービスや福祉サービスにつなぐなど、地域包括ケアシステムの中で求められる役割を果たします。
〇 患者さんがもっとも安心・安全かつ効率的に最善の医療に到達できるよう医療のデジタル化を進めます。患者さん個人を守ることを絶対の条件として、また、地域の方々がより効果的に予防・健康づくりを進められるよう、医療情報を活用します。
日本医師会では、かかりつけ医を「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」と位置づけてきました
熱がある、体がだるい、食欲がないなど体調が悪いなと感じた時にまず相談する自宅近くの診療所や病院の医師のことです。内科や外科、小児科、婦人科、眼科、耳鼻科、皮膚科、整形外科、泌尿器科など多くの種類の科目からそれぞれ得意とする科を診察しています。
日本医師会の提唱する「かかりつけ医」は以下のような特徴を持っています。
【かかりつけ医機能】
1.患者中心の医療の実践
2.継続性を重視した医療の実践
3.チーム医療、多職種連携の実践
4.社会的な保健・医療・介護・福祉活動の実践
5.地域の特性に応じた医療の実践
6.在宅医療の実践
1.患者中心の医療の実践
医療においての治療方針の決定は、患者にとっての最善を考えて行わなければいけないのは言うまでもないことですが、本人の意向と医療的な推奨と家族の意向が一致しないことはしばしば起こります。特に意識障害や認知症の患者さんにおいては、本人の意向をきちんと確認して本人にとっての最善を考えなければいけません。
院長は、患者中心の医療の実践のために、院長は2018年に患者の意向を尊重した意思決定支援のための指導者研修会修了、2021年に本人の意向を尊重した意思決定のための研修会-在宅医療・施設ケア従事者版相談員研修会を修了し、臨床の現場で本人にとっての最善を考える医療を行なっています。
また、患者さん本人にとっての最善の医療・ケアが受けられるように、全国各地でACP:アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)の研修、講演を行っています。
これまでのACP講演実績
佐賀市、鹿島市、鳥栖市、嬉野市、唐津市、小城市、神埼市など
県外:長崎市、佐世保市、諫早市、島原市、久留米市、柳川市、大牟田市、熊本市
九州外:観音寺市 オンラインでの研修も多数
2013年より日本尊厳死協会さが会長、2018年より日本尊厳死協会本部学術研修担当理事として、日本の代表的な事前指示書であるリビング・ウイルの普及啓発に努めています。
患者さんの意向とご家族の意向、また医師の方針が食い違う場合、患者さんにとっての最善を考える際、どうしても外せないのが倫理的配慮です。倫理問題を考えるために、院長は日本臨床倫理学会の臨床倫理士の資格を取得しています。
2.継続性を重視した医療の実践
継続性を重視した医療の実践のために、高齢や脳血管障害、認知症、がん等の病気で通院が困難となった患者さんには、訪問診療を行なっており、通院が困難となった患者さんの医療の継続性を大事にしています。また、住み慣れて家で最期まで過ごしたいと言う患者さんの在宅緩和ケアを行い、看取りまで行なっています。
当院は佐賀大学医学部附属病院、県立医療センター好生館、NHO佐賀病院、JCHO佐賀中部病院などと連携し、紹介及び逆紹介を行っています。当院では治療困難な病状の患者さんは基幹病院へ紹介し、治療や検査が済んだ時点で当院へ逆紹介いただき治療を継続しています。
また、佐賀大学医学部病院、NHO佐賀病院、NHO嬉野医療センターの研修医の研修先として地域医療の研修、また日本プライマリ・ケア連合学会の認定薬剤師資格取得のための研修を行い、次世代への地域医療の担い手を育成しています。
3.チーム医療、多職種連携の実践
病診(病院-診療所)連携・診診(診療所-診療所)連携
人は高齢になればなるほど、一人で複数の病気を抱えることが多くなります。一人で内科、整形外科、脳神経内科、眼科、泌尿器科など複数科にかかることは稀ではありません。当院ではかかりつけ医としてなるべく当院で対処できる範囲の疾患は当院で対処し、専門領域の診療が必要な場合はそれぞれの専門の病院あるいは診療所へ紹介しています。
多職種連携
在宅医療においては、痛みや不快な症状をコントロールする緩和ケアの知識や認知症対応能力、のみならず、また地域における多職種とのネットワーク、連携が求められます。当院は佐賀県医療センター好生館をはじめとする緩和ケアの医師たちと普段から密接な連携をとっています。
院長は2010年に医療・介護・福祉に関わる多職種のネットワーク、「在宅ネット・さが」を立ち上げ、代表を務めました。年2回の市民公開講座や、2ヶ月に一度の症例検討会を開催して、2冊の佐賀県在宅療養ガイドブックを出版しました。現在は活動を休止中ですが、この間に培った多職種連携のネットワークは佐賀県全域に及び在宅医療・ケアにおいて大変役立っています。
4.社会的な保健・医療・介護・福祉活動の実践
地域においては、地元の大和町地域包括支援センターおたっしゃ本舗やまとで自立支援型地域ケア会議に参加し指導しています。
また、地元の大和中学校の校医を20年つとめ、学校保健活動に携わっています。
コロナ禍においては、佐賀県医務課の依頼を受けて、可能な時は休日や昼夜を問わず、在宅療養中のコロナ患者さんの往診や電話診療を行なっています。
5.地域の特性に応じた医療の実践
佐賀市大和町近辺は、全国的な傾向の中で高齢化が進み、一人で複数の病気を抱える患者さんが多く、また独居、夫婦二人の世帯も増えており、認知症等で介護が必要な人も増えています。そうした方々が安心して暮らせるように、おたっしゃ本舗(地域包括支援センター)と連携をとりながら、適切な介護が受けられるように支援をし、通院が困難になれば訪問診療で対応しています。
〒 840-0201 佐賀市大和町大字尼寺 848-11
電話 0952-51-2922 FAX 0952-51-2923
9/20 代診 佐賀大学救急部の
古川祐太朗先生 9:00−17:00診療
当院では、患者さんの待ち時間を短くするために予約制度を導入しております。30 分内に 3 人の枠組みで予約を入れていますので、例えば予約時間が 10:00 になっている患者さんは 10:00 – 10:30 の間に診療を始めるという意味ですので、ご了承ください。
予約が円滑にまわるように、ご予約時間をお守り頂くようお願いいたします。またやむを得ず、予約時間においでになれない時は前もってご連絡ください。ただし、お電話は診療時間内にお願い致します。(8:30 – 12:30, 14:30 – 終診まで, 水曜・土曜は午前中のみ)
※急な発熱、腹痛、胸痛などの患者さんが来られた場合は、予約患者さんよりもそちらの診察を優先する場合がありますので、ご了承ください。
6/2は当番医です。
9/17-9/21(死の権利世界連合大会 ダブリン、ロンドン出張)うち1日は代診予定です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | ||
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午前診療 | 8:30 - 12:30 | ○ | ○ |
○ | ○ | ○ | ○ | 休診 |
休憩・往診 | 12:30 - 15:30 | 往診 | 往診 |
休診 | 往診 | 往診 | 往診 | 休診 |
午後診療 | 15:30 - 18:00 | 17:30まで | 19:00まで | 休診 | ○ | ○ | 休診 | 休診 |
月月曜日 | 火火曜日 | 水水曜日 | 木木曜日 | 金金曜日 | 土土曜日 | 日日曜日 |
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302024年9月30日
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12024年10月1日
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22024年10月2日
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32024年10月3日
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42024年10月4日
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52024年10月5日
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62024年10月6日
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72024年10月7日
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82024年10月8日
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92024年10月9日
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102024年10月10日
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112024年10月11日
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122024年10月12日●(1件のイベント) |
132024年10月13日
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142024年10月14日
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152024年10月15日
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162024年10月16日
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172024年10月17日
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182024年10月18日
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192024年10月19日
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202024年10月20日
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212024年10月21日
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222024年10月22日
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232024年10月23日
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242024年10月24日
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252024年10月25日
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262024年10月26日
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272024年10月27日
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282024年10月28日
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292024年10月29日
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302024年10月30日
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312024年10月31日
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12024年11月1日
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22024年11月2日
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32024年11月3日
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「R6年9月8日 佐賀市アバンセで13:30より認
・5/25 6/8(日本プライマリ・ケア連合学会)
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報 提供を積
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬